2019年01月02日

rbenvとrubyで開発環境をバージョン管理する(Mac編)

今回は、rbenvを使ってプロジェクトごとにRubyのバージョンを管理できるようにします。

複数のプロジェクトでは、プロジェクトごとでのバージョン管理が求められるので、開発環境は早めに作りましょう!

この記事の目次

  • 1.rbenvとruby-buildのインストール
  • 2.bashファイルでPATHを通す
  • 3.rbenvでRubyをインストールする
  • 4.rbenvでRubyのバージョンを切り替える
  • 5.まとめ

rbenvとruby-buildのインストール

rbenvのインストール

ターミナルを開きます。
rbenvはRubyのバージョンを切り替えるために必要なモジュールです。

commandline
$ cd

ホームディレクトリで作業を行います。

commandline
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv

Githubからrbenvのソースをカレントディレクトリの.rbenv以下にcloneします。

commandline
$ ls -a

カレントディレクトリに.rbenvのディレクトリが作成されているかを確認してください。

ruby-buildのインストール

ruby-buildはrbenvでRubyの各バージョンをインストールする時に使います。

作業は.rbenvのあるディレクトリで行なってください。

commandline
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git .rbenv/plugins/ruby-build

Githubからruby-buildのソースを先ほど作った.rbenv内の/plugins/ruby-buildにcloneします。

commandline
$ ls .rbenv

.rbenvディレクトリにpluginsディレクトリが作成されているかを確認してください。

bashファイルでPATHを通す

PATHとは?

PATHとは、コマンドの参照先でありbrewなどのコマンドを使ってインストールした場合、自動的に参照先にモジュールがインストールされます。

今回は、Githubからcloneをしたので、rbenvコマンドを使うにはGithubからcloneしたrbenvのある.rbenv以下にPATHを設定します。

PATHの設定

作業は先ほどと同じディレクトリで行なってください。

commandline
$ ls -a

カレントディレクトリに.bashrcがあることを確認してください。
.bashrcがなければ.bash_profileでも代用可能です。

commandline
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> .bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> .bashrc

echoコマンドで.bashrcの文末にPATHを定義する記述を追加します。
.bashrcがない場合は、.bashrcの部分を変更して行なってください。

PATHの確認

commandline
$ less .bashrc

.bashrcの文末に先ほどの追記内容があるかを確認してください。

commandline
$ source .bashrc

bashファイルはターミナル起動時にしか読み込まれないため、手動で読み込みPATHを有効化します。

rbenvでRubyをインストールする

インストールできるバージョンの確認

この作業はディレクトリに指定はありません。

commandline
$ rbenv install -list

rbenvを使ってインストールできるリストを参照します。
rbenvコマンドが見つからない場合は、PATHが通っていないかインストールができていません。
rbenvコマンドは通ってもリストが表示されない場合は、ruby-buildがインストールできていません。

Rubyのインストール

commandline
$ rbenv install {ruby-version}
$ rbenv install 2.5.0

rbenvでRubyをインストールします。
下のコマンドはRubyの2.5.0のバージョンをインストールしている例です。
インストールには約5分くらいかかります。

rbenvでRubyのバージョンを切り替える

rbenvでのバージョン切り替え

インストールが完了したらバージョンを切り替えます。

commandline
$ rbenv global {ruby-version}
$ rbenv local {ruby-version}
$ rbenv global 2.5.0
$ rbenv local 2.5.0

globalはMacPC環境全体、localはカレントディレクトリの環境のRubyのバージョンを変更します。

バージョンの確認

commandline
$ ruby -v
ruby 2.5.0p0 (2017-12-25 revision 61468) [x86_64-darwin18]

Rubyのバージョンを確認して先ほど指定したバージョンが表示されれば完了です。
コマンド結果はRuby2.5.0に変更した場合です。

まとめ

rbenvを使った環境構築は初心者の方にはつまずくポイントが多いように思えます。

コマンドの意味を理解し、確認をしながら着実に進めましょう。
進めていく上でエラーが発生しましたら、右のフォームにてご報告ください。
その他、要望やご意見などあればフォームにて承ります。
ありがとうございました!